辺野古内陸部計画「国民に隠す」 米軍、議会説明で文書作成上は米政府内部文書にある米軍普天間飛行場代替施設となる沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブとその周辺の計画図案。下は同じ場所の衛星写真(C)Google 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、同県名護市辺野古の内陸部に新たな施設を建てる未公表の計画図案が作成されていた問題で、内陸部の計画は「日本政府にとって機微な問題」であり「国民に隠されている」と記した米側文書を19日、共同通信が入手した。 文書は2010年2月、米軍が普天間移設計画を米議会要人に説明するため作成。米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイの配備についても同様に「言及できない」と述べ、配備計画を知りながら公には認めていなかった日本政府の事情に触れている。 米政府筋は「情報開示に後ろ向きな防衛省の立場を踏まえて作成された」と説明している。 【共同通信】
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